ジェムカンをそいそいするブログ

GEMS COMPANYのオタクがお送りするブログです。

9/23(月)「あつまって♡よりそって♡みことみーてぃんぐ!?」夜の部参加レポ その2

引き続き、「みことみーてぃんぐ!?」の参加レポをお送りいたします。

 

「萌え萌えあやめ色」だというおぞましい色をした鍋を配給されたクソ豚ども。

その運命やいかに…?

 

(参加レポ その1 その3

 

 

 

いざ死地へ。実食レポ

そんなわけで、我々の目前には地獄の釜めいた「じぇむかん鍋」が。

テーブルの誰もがお互いの様子を伺いつつ。

夕方過ぎの空腹感を一つ残らずかき消すかのようなどこまでも深いその漆黒に、恐る恐る箸を伸ばしていきます。

 

ヌトッ、とした感触。何か大きな、そして真っ黒い塊に箸が触れました。

万が一にも手が滑って墨汁めいたお出汁が飛び散らないよう慎重に引き上げ、焼き鳥屋からうっかり迷い込んでしまったとしか思えない串にんにくと「私は粉チーズ」と言わんばかりにおすまししているプロテイン、そしてそのプロテインと闇の間に挟まれながらも怪しげな光沢を放つタピオカとが形作る陸の上にそっと乗せてみます。

真っ黒ながらもどことなく見覚えのある皮。

そう、これはシュウマイだったのです。この腐敗した世界に落とされるまでは………

 

 

と、ここから先は写真に撮るのもはばかられる光景が繰り広げられていたので紹介はこのへんで。

全食材のレポートはこんな感じです。

この中で唯一豆乳だけはどこを探してもその原型が見当たりませんでした。

ベースがチゲの素×豆乳鍋だったのかもしれませんが、このドス黒い視覚の暴力を啜りながらそれが豆乳味かどうかなど考える余裕はそこにはありませんでした。

 

…なんてこの世のものとは思えないようなレビューをしてきましたし端的に言って人生で一番やべえ色の食事を強いられたのですが、勇気を出して食べてみれば割とどの食材もいけました。

真っ黒なだけでまずくはなかった、どころかむしろ普通に美味しかったです。

 

季節のお魚はその名の通りの旨味を醸し出していましたし、シュウマイも中身の味がしっかりしたいいシュウマイだったので餅巾着的アクセントになっていたと思います。

タピオカだって別に黒糖タピオカみたいに甘い味が付けてあるわけではないので、この中では讃岐うどんと同じ括り、新手の主食だと思えばなかなかいいものでした。

プロテインも溶けてしまえば気になりませんし。

 

ただただ、とにかく見た目のインパクトが強すぎてまるでボミオスでも掛けられたかのように箸が進まなかっただけなのです。(スクエニだけに)

このカオス鍋をしっかりと食用に耐えるレベル(どころかちゃんとおいしい)まで仕上げるあたり、STORIAさんのレベルの高さを感じました。

 

他にはこの鍋のお供に美味しい白米と、途中で「クソ豚炙り串刺し」(何故か辛子明太子が添えられている)が出てきました。

残念ながら辛子明太子の登場を読めておらず鍋と一緒に白米を完食してしまったためクソほど辛い思いをしました。

クソ豚炙り串刺しはこの日一番真っ当に美味しかったです。

デザートには這うたんじみた色合いのホイップが添えられたケーキが出てきて、こちらもお口直しに最適な味わいでした。

 

これは珍食展覧会ではない、ファンミーティングなんだったそういえば

会場の皆が「じぇむかん鍋」に度肝を抜かれ、毒の沼地を歩くかのように一口一口ゆっくりと食べているさなか、今回のもうひとつのメインであるファンミーティングのコーナー企画が始まりました。

 

答えたい、話したい人は積極的に手を挙げるというスタイルで、「お前らの積極性は高く買う」みたいなことを言っていたような気がします。

解答者には内容に応じて「いいじゃないの~」カードか「クソ豚」カードのいずれかがその時その時の長谷の気分によって決められる枚数だけ渡されることになっており、さながら笑点の座布団といったところ。

ちなみに「クソ豚」カードが3枚集まると退場となるそうで、長谷曰く昼の部では13人退場したとのことでした。どれだけエキセントリックな応酬が繰り広げられたのでしょう。そんな昼の部を見られなかったことがただただ悔やまれます。

 

最初は、他のジェムカンメンバーに予め大喜利を答えさせ、その回答と回答者を見て誰がどれを答えたのかを会場の皆で当てるという企画。

最初のお題は、「娘に言われてめちゃくちゃお父さんが傷つきそうな言葉」的なもので、

回答者…「ポン姉」「なにぬ」「柚希ちゃん」

・「私お父さんのこと親だと思ったこと一度もない」

・「お父さんなんか漬物臭い」

・「ちょっと遺伝子組み換えしてきていいですか?」

の組み合わせを選ぶものでした。

「こういう場面で『私他の人とはひと味違うんですよ』的なひねった回答をするのが柚希ちゃんだ」という意見で柚希ちゃんが「遺伝子組み換え」「なにぬに一番上は絶対に言ってほしくない!」という意見でなにぬが「漬物臭い」、そしてポン姉が「親だと思ったこと一度もない」、という組み合わせで場内がファイナルアンサー。

…しかし、正解は「絶対に言ってほしくない」答えをなにぬがしていた、ということでその儚い願いと共に惜しくも外れ。

柚希ちゃんが「遺伝子組み換え」というのは正解でした。

 

次の、そして最後のお題は「天才発明家長谷みことが発明したもの」。

回答者…「撫さん」「みずしー」「ねくねく」

・「何でも白米に変えてしまうタジン鍋

・「長文(忘れた)(他の選択肢の半分くらいしかフォントサイズがない)」

・「アブノーマル人間製造機」

の組み合わせ。

真っ先に満場一致で長文が撫さんだという意見でまとまり、fulfillの2択に絞られました。

そこで、「なんかそういう願望ありそう」的な意見からみずしーが「アブノーマル人間製造機」となり、ねくねくが「タジン鍋でファイナルアンサー。

が、こちらも残念ながらfulfillの2択が間違いで2問連続不正解…

 

という感じで最初のコーナーは終了。どちらも当たらなかったとは言え、みんなでメンバーの話で盛り上がったので会場が活気で満ち溢れていました。

 

議長に絶対の権限があるヤバい議会のコーナー

次は、Twitterでも #みこみこ議案 タグで議題を募集していた質問のコーナー。

こちらも長谷らしいぶっ飛んだ回答が続出しました。

以下が一例です。

Q「つい使ってしまう地元ルールや方言はありますか」

 A「そういうのはないけど、神奈川はヤバいところなので道端のポールにめっちゃでっかい黒人が満面の笑みを浮かべたシールが貼ってあってびびった」

 

Q「僕は感情を表に出すのが苦手で、思ったとおり意図が伝わらなかったりすることがあります。どうすれば…」

 A「あなたに角材をプレゼントします。(マジで数センチ四方の直方体の木材にサインが入ったものがプレゼントされる)これで後頭部を打ち抜けばどんな上司でも偉い人でも倒れるので大丈夫」(結局角材プレゼントは2回あった)

 

「他のメンバーの失敗をメモしてあり、それを見て『自分を高める』のではなく『周りを下げる』ことで自分は大丈夫だと精神を安定させる」

…などなど。

この歳にして精神勝利法があまりにも汚いので声あげてワロタ。なんだよその逆謙譲語みたいなやつ。

 

あと、角材以外には私物プレゼントと題して『ドグラ・マグラ(上)』に作者でもないのにサインを入れてプレゼントしていたのが印象的でした。

作者でもないのにサインを入れて平然とプレゼントしているところがらしさ全開で好きです。

 

 (その3へ続く